<写真>
<地図>
<碑文>
水道完成記念 建碑のことば わが美保関は地勢上清泉飲料水に乏しく、この為め父祖三代にわ たり久しく困窮するところであった。 昭和四十七年宿望の境水道大橋が完工するや、俄然水道誘致の熱 望が盛り上り直に水道委員会を結成してこの実現に鋭意努力した。 時の美保関町長小谷茂雄氏は地元住民の強い願望を受け、その窮 状を洞察し、慧眼と熱誠をもって百方力をつくした。時あたかも国 家経済不況に遭遇したにもかかわらず、遂にこの努力がみのり水道 施設の完成を見るにいたった。誠に世紀の大偉業というべきである。 地区民のしあわせは、これによって永く子々孫々にいたるまで受 けることになり地区住民ひとしく深く感謝感激してやまないところ である。 ここに水道完工をよろこび、記念碑を建て、永遠に伝えるもので ある。 昭和五十年十一月二十五日 美保関水道委員長 福間幹郎 美保関地区区長会長 山本嘉雄
<建立>
昭和50年(1975年)11月建立(碑文より)
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