<写真>
<地図>
<碑文>
宝満山公害防除事業
完成記念碑
島根県知事 恒松制治 書
沿革
文久元年松江藩により宝満山鉱山は採掘に着手し明治
六年工部省の直轄事業となりその後民間に払下げられ、
明治三十三年機械化による採掘、選鉱、製錬を行い隆
盛を極めた。
大正八年の大不況の折小規模となり昭和四十二年完全
に休山となった。
鉱山下流地域においては、昭和五十年カドミウムによ
る農用地土壌汚染地域に指定され区画整理方式に合せ
地域を五ケ工区に区画し昭和五十三年十二月県営事業
として着工以来地区民一同の協力のもとに昭和五十九
年度すべての工事が完成し安全で効率的な営農が出来
る圃場に生まれ変わった。
事業名 宝満山地区県営公害防除特別土地改良事業
受益面積 37.5ヘクタール
受益戸数 134戸
工 期 昭和53年度~昭和59年
事業費 11億1500万円
事業主体 島根県
<建立>
昭和59年(1984年)建立(碑文より推定)
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