【松江石碑】北堀町「御典医北尾徳庵屋敷跡」

北堀町

<写真>

<地図>

<説明>

御典医北尾徳庵屋敷跡
 この公民館の場所には、江戸時代に松江藩御典医筆頭であった
北尾徳庵の屋敷がありました。
 徳庵は、主に殿様やその家族の人の健康管理を受持っていまし
たが、そのためには、当時の医学である漢方については勿論、西
洋医学についても研究していたと言われます。
 そして、文化三年(一八〇六)七月、かの伊能忠敬が日本地図
作成のため松江に来て発病した時には、二代目徳庵達の治療を受
けたであろうと考えられます。
 その屋敷は、明治となった後、松江地方検察庁の検事正公舎と
なり、平成八年に城北公民館が移築されるまで江戸時代の武家屋
敷が残されていました。

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