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<地図>
<碑文>
碑文 昭和二十年(一九四五年)八月 広島長崎に投下された原子爆弾は 一瞬にして三十万人余の生命を奪った破壊兵器でした。 被爆した私達は 人類史上はじめて地獄の惨禍を受けました。 それから五十一年 放射能に怯え 後遺症に苦しみながら 被爆者 の死を見送り 今日まで生き残ってきました。 人類の敵であり 地球を守るためにも 核兵器との共存は絶対にで きないという現実を全世界に宣言 続けなければなりません。 核兵器の廃絶 世界の恒久平和を実現することが私達被爆者に課せ られた使命でもあり 被爆した人達の霊を慰める唯一の道であると確 信しております。 私達が核兵器被爆の悲劇を体験した証として 県下の被爆者が心を 込めて平和祈念慰霊碑を建立いたします。 平成八年(一九九六年)九月 島根県原爆被爆者協議会
<建立>
平成8年(1996年)9月建立(碑文より)
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